前から奥さんが欲しがっていたものがあったのですが、現在の状況ではあまり外出ができない状態だったので先延ばしになっていました。
あまり頻繁に買い物に出かける事ができないので、今回のお買い物で目的の物を買ってきました。
【無印良品】で購入してきた「発酵ぬかどこ」です。
自宅で手軽にぬか漬けが作れるとの事で、前から欲しがっていたのですが、外出自粛やら無印良品まで買い物に行く機会が無かったりとかでなかなか手に入れる機会がありませんでした。
結構色々なところで話題になっていたようなのですが、我が家も早速試してみる事にしました。
いくつかのお手軽ポイントを説明しますね。
ここが便利
・大きな容器と設置場所は必要ない
・毎日混ぜる必要はない(週に一回くらい)
・ジッパー付きパックで冷蔵庫で保存
・減ってきたら補充用で追加できる
・発酵済みなので、その日から漬ける事ができる
自宅でぬか漬けするには色々と必要になるの?
今回、買ってきたものは、【無印良品】の「発酵ぬかどこ」です。
まずはパッケージからご覧ください。
まず、店頭に並んでいる状態は、平べったい状態で袋に入っています。
内容量が1Kgとなっていますが、これが本体で、補充用の小さいサイズもありました。
袋はマチがあり、ジッパーがついていますので、この袋自体が保存容器として使える事になりますね。
商品情報
【無印良品】発酵ぬかどこ
保存用バッグ入り1Kg 税込み890円
マチ付きジッパー付きで冷蔵庫に立てて保存可能
賞味期限は未開封での目安
補充用250g 税込み290円
ぬか漬けを作ろうと思った場合は、大きな容器と設置場所が必要になるイメージがありますよね。ですが、今回ご紹介しているこちらの「発酵ぬかどこ」はパック自体が保存容器になるので、商品と野菜と冷蔵庫スペースがあればすぐに作る事ができるのです。
パッケージには賞味期限が書かれていますね。ぬか漬けって基本的にはきちんとお手入れしていれば期限を気にせずに使う事が出来たはずです。
ホームページの商品説明の欄にも書いてありましたが、この期限は、「未開封状態での使用目安」と書かれています。きちんとお手入れをすることで長く使う事ができ、減ってきたら補充用を追加するといった使い方になると思います。
ですが、色々なものを漬けたり、開封を何度も行っていると雑菌が入り込む事もあるかと思います。異変を感じた時は買い替える事も検討したほうが良いかもしれませんね。
では、パッケージの裏側も見てみましょう。
原材料が書いてありますね。
「米ぬか、食塩、昆布、唐辛子、ビール酵母」とあります。シンプルですね。
そして、4種類の野菜の漬ける時の目安が表に書かれています。
だいたい12時間~と書かれていますので、半日くらい漬けておけば食べる事ができるのではないでしょうか。
実際に野菜を漬けてみる
実際に開封して野菜を漬ける準備をしてみましょう。
平らになっている袋を開けてみると、粘土のような感じで入っています。
マチがあるので、袋の上からギュッと押すとご覧のように自立するようになります。
ジッパーで密閉されている状態でしたが、袋を開けるとニオイが漂ってきますね。ただ、すごくきついニオイという感じはしません。
元々、私の実家でも漬け物を作っていたので、ニオイ自体に慣れているのかもしれませんが…
この中に野菜を入れていく感じですね!
始めてなので、どれくらいの量が入るのかがわかりませんでした。
とりあえずこれくらいかな?という感じで野菜を短くカットして軽く水洗いして水気を切っています。
今回は、キュウリと、ダイコンと、ニンジンを用意してみました。
キュウリ一本は長くて入らないと思ったので短くカットしました。
実家でやっていたのを見た事ありますが、キュウリは丸々一本をそのまま入れていた気がします。
でも、袋に入らないので短くカットして入れてみましょう。半分に切っただけでも良いと思うのですが、更に細くカットしたものも混ぜてみましょうか。
ちょっと量が多かったですかね…
上のザルに乗っている量がこのような感じになりました。全体を漬けて隠れる程度まで入れたい場合は、少し減らした方がいいかもしれません。
このまま漬けてみて、どのような仕上がりになるのかが楽しみですね!
予想以上に漬け物が手軽に食べられる
一晩冷蔵庫で漬けて、取り出した状態です。
まだ表面にはぬかがついていますが、ダイコンは色が変わっているのがわかりますし、触った感じの硬さも入れる前と違う気がします。
全部を取り出さないで、残りはもう少し長めに漬けておこうかと思いますので、とりあえずこれだけ食べてみましょうか。
うん。
始めての状態では上手くできた(野菜カットして入れて放置しただけ)のではないでしょうか。
というか、失敗する要素がありませんでしたね…
実際に食べてみると、生の野菜とは明らかに違う、漬け物感がわかります。
漬けている間に色々と調べていたのですが、初回の漬け物は、少し酸っぱくなるそうです。
今回食べてみて、私は少し酸味があるかなと思ったのですが、奥さんは酸っぱさは平気だったようです。味覚の違いによる感じ方なのでしょうが、このまま繰り返し漬けていくことで味が馴染んでくるのではないでしょうか。
キュウリは塩加減も丁度良い感じですが、もう少し長く漬けておくと柔らかくなるのかな?と感じました。
ダイコンは美味しかったです。触感も味も私好みで美味しかったです。
ニンジンは美味しいのですが、硬いです。時間のせいなのか生の硬さのままでした。長細く切って漬けたら変わったのかな?
ぬか床はお手入れすれば長く楽しめる
お手入れについてはパッケージ裏にも記載されていますが、要点を書きだしてみたいと思います。
パッケージには賞味期限が書かれていますが、これは未使用の時点での目安だそうです。
本来のぬか漬けは野菜を入れて漬けていくことで、野菜の表面の乳酸菌が発酵して味が深まっていくみたいですね。
ただ、この商品は発酵済みとなっているので、このまますぐに食べられる状態になっているのですが、繰り返し何度も野菜を漬けていくことで味が変わっていくようです。
毎日のお手入れは不要ですが、1週間に一度はよくかき混ぜた方が良いとの事です。
また、野菜から出る水分によって、水っぽくなることがあるみたいです。その場合は、清潔なキッチンペーパーを使って水分を取り除く事が良いのですが、柔らかさの目安は味噌程度がベスト。
ジッパー部分にぬかが付着すると密封できなくなるので、こまめに掃除をする。
ぬかどこが少なくなってきたら、別売りの補充用のぬかどこを追加する。
異変を感じた場合は、素直に新しいものに交換したほうが良いみたいですね。季節によってはカビが発生する可能性もあるみたいなので、かき混ぜるタイミングでこまめにチェックしておくと良いかと思います。
まとめ
まだ私は1回しか漬けていませんが、今後は手元にある野菜やその他のものを色々と試してみたいと思います。
実際にやってみると、野菜を用意して袋に入れて、冷蔵庫にしまうだけ。と、簡単なステップでぬか漬けを楽しむ事ができて奥さんも喜んでいます。
ぬか漬けを始める場合は、容器を準備して、ぬか床を発酵させて、野菜を漬けるのですが、ニオイに注意したり場所を確保したりと環境を用意するのも大変な場合があります。
ですが、今回使った【無印良品】の「発酵ぬかどこ」では、すでに環境の整っているパッケージなので、開封して野菜を入れるだけで準備が完了してしまいます。
今後色々と食材を試してみる予定ですが、ポイントをまとめてみます。
良いところ
・買ってきてすぐに漬ける事ができる
・容器を用意したりぬか床を育てる必要がない
・毎日混ぜなくても大丈夫
・密封なのでニオイが気にならない
・追加で補充用が購入できる
・使い捨てではなく繰り返し長く使う事ができる
気になる点
・サイズの問題で野菜丸ごとは難しい(カットする必要あり)
・手入れをしないとぬかどこが傷んでしまう
・味が馴染むまで、酸っぱい&しょっぱい場合がある
・冷蔵庫の中に常にスペースが必要
気になる点については、慣れてくれば特に問題がないかなと思いますが…
やはりパックのサイズの問題で、キュウリを入れる場合にも半分にカットする必要がありました。小さいサイズならそのままでも大丈夫かと思いますが、丸ごと入れる為にはパッケージのサイズが少し足りないと感じてしまいましたね。
別のやり方では、冷蔵庫のサイズに合わせた保存容器を自身で用意して、中身のぬかどこを詰め替えるという方法もアリかなと思います。
この点は、各自で環境によって変更できるのではないでしょうか。
今回は野菜3種類しか試してませんが、今後は様々な食材を漬けこんで、ぬか漬け生活を楽しんでいきたいと思います。
最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました。