ブログを始めたばかりの状態で、まず何を設定すれば良いのか。
初期の段階で設定するべき項目の「サイトマップ」について色々と解説したいと思います。
・設定すると何に影響があるんだろう
こんな疑問が出てくるかと思いますが、サイトマップがどのようなもので、どのような影響のあるものなのか。
また、設定自体は難しいものではなく「WordPress」では、プラグインと呼ばれる追加機能を使う事で簡単に設定をすることができます。
今回は、サイトマップというものがどのような働きをするものなのかを説明していきたいと思います。
サイトマップって何だろう
作成したばかりのサイトやブログは、中身を充実させるまでに時間がかかってしまいます。
ですが、せっかく開設させたブログですからたくさんの方々に見てもらいたいと思うはずですよね。
作ったばかりの自分のサイトがどのように検索結果で表示されるのか気になると思います。
実際につくった直後に自分のサイト名を検索しても、実は結果としては表示されない状態なのです。
これは、あなたの開設したブログが検索サイトにまだ登録されていないからです。
そこで、サイトマップと呼ばれる、あなたのサイト構造を記入した地図を検索サイトに渡す作業を行います。
そうする事で、あなたのブログ内にある記事が検索サイトに登録され、検索結果でもあなたの記事がリストに表示されるようになるのです。
つまり、サイトの構造の情報を検索サイトに教えないと、あなたのサイトやブログ内の記事はすぐに検索結果に出てこない状態なのですね。
まず最初に、「クローラー」という存在について解説します。
クローラーとは、Webサイトを巡回してそのサイト内の情報を集めるプログラム(ロボット)の事を指します。
そして収集した情報をデータベースに登録(インデックス)する作業を行うのです。
このクローラーが定期的にサイトを巡回して、更新された箇所や新しいページをインデックスしていくという訳ですね。
そうする事で、検索結果に新しい記事やサイト情報が反映されるようになるのです。
という事は、クローラーが自分のサイトを巡回してくれなくては、サイト情報が検索結果に表示されないし、記事の内容等も検索にヒットしないという結果になるのです。
せっかく作ったサイトやブログも、巡回を待っているよりは、すぐにでも検索サイトのデータベースに登録してほしいものですよね。
クローラーを効率よくサイト内に案内するのが、サイトマップとなる訳です。
サイトの地図を渡す事で自分のブログをクローラーに巡回してもらい、無駄なくインデックスしてもらえれば検索結果にもスピーディに反映されるようになるのです。
ポイント
・サイトマップは自分のサイトの見取り図のようなものである
・検索サイトにサイトマップを渡さないと検索結果に効率良く反映されない
サイトマップにも種類がある
サイトマップの概要については、だいたいわかったかと思います。
次は種類について説明します。
XMLサイトマップ
クローラーと呼ばれるロボットが効率よくサイト内を巡回できるようにするためのサイトマップ。
それが、「XMLサイトマップ」と呼ばれるものです。
検索サイトのクローラーにインデックスしてもらう為のものなので、通常は我々のようなサイトを訪れる人からは見えない情報となっています。
WEBサイト内の各記事のページ情報やURLが記入され、効率良くクローラーを巡回させるものです。
「WordPress」であれば、プラグインで簡単に設定をする事ができます。
私がブログ内で使っているプラグインは下記のものとなっています。
◆Google XML-Sitemaps
上記のプラグインはWordPressのプラグインメニューからの検索で探す事ができます。
HTMLサイトマップ
サイトを訪れた人が、自分のサイトの構造を見てどこに目的の情報があるのかなと探す、フロアマップ的なサイトマップ。
これは、「HTMLサイトマップ」と呼ばれています。
始めて訪れた場所はどこに何があるかわからないかと思います。
そういった時に使うフロアガイドのようなものがHTMLサイトマップなのです。
私のブログのサイトマップは下のようになっています。
投稿された記事のタイトル一覧と、お問い合わせフォームやプライバシーポリシーなどの、サイト内のリンクが一覧になって表示されていますね。
こちらも「WordPress」ならプラグインから簡単に設定をすることができます。
私もブログで使っているプラグインは下記となります。
◆PS Auto Sitemap
上記のプラグインはWordPressのプラグインメニューからの検索で探す事ができます。
まとめ
SEO対策としても大事なサイトマップの作成ですが、初期の設定を行ってしまえば、毎回記事投稿の度に設定を行うという必要はありません。
あとは記事が追加されたとしても、定期的に検索サイトへ更新されたサイトマップの情報をクローラーがインデックスしてくれます。
ですが、サイトマップに登録したくない記事やページが出てきた場合は、各ページ毎の設定を手動で変更する必要は出てくるかと思います。
全てのページが自動で登録されるわけではなく、設定を行えば公開したくないページをインデックスしないという方法もできるのです。
わかりやすいサイト構造を目指すとともに、コンテンツ内容の充実と質の向上を目指していけば、検索結果にも良い影響を与えるのではないかと思います。