おすすめの私の本棚。
今回ご紹介するのは、ライトノベルが原作の、異世界転生ものコミックです。
web小説コンテストで大賞を受賞した作品が原作となっているタイトルは…
「鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ」
です!
原作のライトノベルは読んだのですが、世界観と登場人物に魅力を感じてお気に入りとなっていた作品でした。
そして、その原作がコミカライズされる事となり楽しみながら読ませていただきました。
全体的に好みの画風であり、文字ばかりのコミックではなくて読みやすい作品であると感じました。
商品情報
鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ
発売日:1巻 2021年2月27日
出版社:KADOKAWA
最新刊:2巻 2021年9月27日
あらすじ
元社畜が異世界に転生して念願のスローライフ。
チートな鍛冶スキルを活かして森の片隅でのんびり暮らそうと思ったら、なんだか評判になってしまい...!?
第4回カクヨムWeb小説コンテスト 異世界ファンタジー部門で大賞を受賞、カクヨムの年間総合ランキング1位(2019年)を獲得した『鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ』がついにコミカライズ!! 元社畜のエイゾウは猫を助けたことをきっかけに異世界に転生し、チート級の鍛冶スキルを授けられる。
エイゾウはそれを活かして念願のモノ作り&スローライフを満喫する...はずだったのだが、作る武器は評判を呼び、獣人サーミャ、ドワーフのリケなど予想外の出会いも起きてにぎやかな日々。
狩って食べて作って売って──異世界でののんびり鍛冶屋ライフがスタートです♪
商品紹介のリンクからは試し読みをする事ができます。
電子書籍は立ち読み感覚で冒頭を確認できるのが良いですよね。ストーリーの冒頭や画風など表紙だけでは判断できない部分が試し読みできるのは便利だと思います。
電子書籍で購入するときに注意する点は、どこの電子書籍を購入するか。ですね。
タイミングによってはセールを行っている場合もありますので、紙の媒体よりも安く買える事が多いのですが、対応した端末やアプリを持っているかどうかも重要になってきます。
買ったのは良いけど、読むための環境がなかった…なんてことにならないようにご注意ください。
たくさんの電子書籍を今後買っていくという予定の方は、あまり色々な配信元で個別に購入するよりは、良く使うアプリなどを選択して集中的に購入していくと良いかもしれません。
同じシリーズの本なのに、1巻はこっちのアプリで2巻はこっちのアプリで…となると、読みにくい状態になってしまいますからね。
同じ配信元で購入すれば、ポイント還元などもありますから、続巻が安く手に入る場合もありますし。
「鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ」はキャラが魅力的
今回紹介する、こちらの作品は魅力的なキャラクターが多数登場します。
コミック版の冒頭では、主人公が将来的に伝説的な存在になっているかのような物語が展開されています。
異世界を舞台にした物語となっていますので、人間以外の種族も登場しています。
原作の小説版では、1巻に登場した人物に関連した物語が2巻以降でメインストーリーとして展開されていくといった感じで、単なる登場人物ではない今後の展開に関わる重要キャラだった。
といった感じで読んでいて面白く感じる構成だと思いました。
ところどころで、未来の話も出てくるのですが、主人公が世界での重要な存在になったのは、このような出来事が関係していた。という流れでメインストーリーが語られる事もあります。
キャラクターの背景を考えて読んでみると、この描写はなにか伏線になっているのかな?と、楽しみながら読む事ができるかもしれませんね。
コミック版では、小説版では想像する事ができなかった部分を文字ではなく視覚的に理解する事ができます。
鍛冶屋が主人公ですので、ナイフやショートソードなどを作成するときの描写は、小説版ではいまいち理解できない部分もありました。
ですが、コミック版では視覚的に「あー。こういう感じで作っているのか」という感じで理解ができたわけですね。
個人的には小説版での挿絵でイメージしていた登場人物の一人が、コミック版では少々イメージがかわっているかな?といった印象がありましたが、コミック版のみを読む場合であれば気にならないかと思います。
コミック版で追加されている描写もありますので、わかりやすくなっている部分もありました。
1巻の表紙のヒロインがとある出来事により熊と主人公を見つけた場面では、小説版では怒りの視線を向けるような描写だったかと思うのですが、コミック版では獣人のように威嚇するような表現になっていました。
色々書いてしまうとネタバレになってしまうので控えておきますが、原作を知らない人でも楽しめる内容なのではないかと思っています。
気になった方は、電子書籍版での試し読みをしてみてはいかがでしょうか?
以上で今回のレビューを終了とします。
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました!
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